現在の円相場は1ドル=120円程度だが,実際の賃金,消費動向などをみると,まだ1ドル=200円以上が妥当だという声もある。まだ存在しない相場も,偏見なしで見極めたい。
quote:ゼア社のメタバース(比喩世界)「ゼア」にはオークション機能があり,数千人の参加者が仮想商品を売ったり買ったりしている。トヨタやホンダ,松下,ソニーで財務を担当した人がゼアで通貨供給量分析と一般経済理念の適用を行っており,欧州統一通貨,ユーロの生みの親の1人はゼア内でのオークション機能の有益性を述べている。
ネットゲームなどのワイヤードでのお金ととっても欲しい大切な商品,現実社会のリアルでのお金ととっても欲しい大切な商品。この4つに順番を付けてみよう。消費者としては,お金を払って商品を買う。売り手は商品を売ってお金を得るので逆になるが,ここでは消費者の視点で。もちろんお金があればなんでも買えるとも思うけど,お金を渡して商品を得るということで,商品>お金。
問題はワイヤードとリアルのどちらのお金の方が価値が上かということ。ゼアでの「実際の米ドルを使ってゼアバックスを買う」というのを一般的な出来事ととらえると(一般的ぢゃありません)ワイヤード>リアルとなる。レートを設定すれば,リアルの通貨が高くなる。早くそんな為替取引の制度が始まって欲しいね。最初は偏見が優先されるだろうけど,知らないうちに思いもしないワイヤード安の為替になっていくだろう。ということで,ワイヤードの商品>リアルの商品>ワイヤードのお金>リアルのお金。
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